ヘッド 構造変更

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2024.12.7

私のヘッドは第五輪荷重が9,900kgでした。

これだと2軸の28tシャーシーは問題なく引っ張れるのですが 3軸の36tシャーシーはNGです。

うちにも3軸のウィングがあり10kgのいも2,000ケースならしゃーないなぁと思いながら受けてました。

ただ 7月に北海道の仕事の話が出て そこは3軸のフラットでする仕事なので今のままではできないぞと。

そこでどうしたか?

事業用ヘッドの構造変更をユーザー車検でやる!

という暴挙に出ました\(^^)/

 

ここに辿り着くまでにもいろいろありすぎて 何度も心折れそうになりましたが......

それはまた別に書くとして。

12月3〜4日に日野で修理をして5日に車検準備。

6日の4クールに予約をして。

 

事前に行政書士に申請書を依頼して陸運局の事前決済は取得済み。

その書類を持っていざ陸自へ。

何もかもが初めてのお使いですので 早めの行動。

陸自目の前のスタンドで燃料とアドブルー満タン。

隣のテスター屋さんでフルチェック。6,000円也。

本来の受付時間は14:15〜ですが昼一に凸ります。

受付時間になれば車検証のバーコードを読ませれば自動的に書類はできるらしいのですが 何が起こるかわからないので現地の代書屋さんに課金。1,600円。

検査代の印紙を貼り。

今回は第五輪荷重の増トンで車両総重量が変わるので 重量税分は後で。

こういうことができるのも 行ってみないとわからないですね。

できた書類をユーザー車検の窓口に提出して 難なく受理され「ラインに並んでください」と。

今回 サイズも計り直すのでアンテナステーはそのまま。

アンテナの先端は3.9mになるように作ったので アンテナだけ外しました。

予約した時間よりだいぶ早くの13:30ころから並び。

けっこう混んでて待たされますが いよいよ私の番が来ました。

まずは普通の検査。

外観チェック。

検査員が運転席のところにきてエンジン停止。

ブレーキをプシュプシュしてエアを減らす→キーONで警告が出るか確認。

SLDのチェック。

外回り ウィンカー ハザード 車幅灯 ライト フォグ ハイビーム ワイパーの作動確認。

コンコンとナットを叩かれながら後ろ周り。

ブレーキ 車幅灯 ウィンカー ハザード バック。

このときに反射板とかも見てるんですかね。

ボルボテールはジェット製なので 念の為丸い反射板を後ろと横に貼っておきました。

発煙灯も見せて 車台番号の確認。

実はこれが不鮮明なことに前日に気づくというね。

これがダメなら職権打刻という 陸自の権限で新しく車台番号を発行してもらって打刻ということになりますが なんとかクリア!

今日一番の懸案事項を突破しました。

もしダメってなると札幌本社からハンコをもらわないとならないので 今日のものにはなりません。

 

外観チェックが終わると建屋の中へ。

まずは排ガス。

よくわからなくてボーッとしてると「検査補助員」の腕章をした人が2人。

テキパキと進めてくれました。

ここで「こいつ初心者だな」と見抜かれたのでしょう。

前輪ブレーキ 後輪ブレーキ サイドブレーキ スピードメーター いつの間にかサイドスリップ

ライト 下回りとずっと補助してくれました。

これも初めてのことですからねぇ。

「ユーザー車検」でユーチューブを検索して 動画を見まくりました。

とりあえず通常検査は全て合格。

最終確認の受付に書類を出すと「1番に並んでください」

ほとんど車のいない「計測」のラインです。

ここで サイズ 重量を測っていきます。

どうやら休憩時間に入ったようで しばし待たされ手招きされたので前へ。

なんか鳩よけのCDみたいなのを車の周りに付けて写真を撮ってたんですかね。

それが終わって高さの計測。

前輪 後輪の重量 計りから降りて 幅と長さ ホイルベースの計測。

高さだけレーザーで 幅とかはアナログにスケールをあてていきます。

しかも0は私に持たせます。

後付けのサイドバンパーが微妙だなぁと思ってましたが 結果的に純正のリアフェンダーで幅を測ったので 全然OK!

この一環でカプラーオフセット計測。

申請書は525mm。

実際は移動カプラーを最前まで動かしたので635mm。

私的にはこれでMAX荷重を取れると思ったのですが。

「申請書と違うから このままだとこの申請書は無効。635mmで取りたかったら申請のやり直し。

525mmにすればOK」

とのことなので 一旦車をずらしてカプラーオフセットを525mmに調整。

念の為テコを持ってきててよかった♪

まぁ これもスケールでなんとなくなので 大体こんなもんだべで再度並び直し。

計り直して。

移動カプラーだからオフセット0mmまで動かせ言われましたが。

「動かす道具持ってきてないから無理だわぁ」

テコで動かせるところで勘弁してもらいました。

そこからしばし待たされ。

 

どうやら申請書から重量も増えてたので いろいろ計算してたみたいです。

結果 10,800kg

う〜ん。不本意な結果ではありますが 致し方ありません。

行政書士は車検証の重量で書類を作ってますが それからアンテナステー サイドバンパー リア泥除けなどステンレスが増えてるので それで重量増になっていたのでしょう。

工具箱とスペアは下ろしたので100kgくらいは減らしたはずなんですが。

カプラーオフセットを635mmで申請していれば11,200kgくらいまでいけたかもしれません。

最終確認の受付に書類を出して 無事決済。

重量税は15,000円アップ。

窓口に書類を出して。

新車検証ゲット!

 

実際にやってみて

いろいろ適当だな( ^o^;)y-~~~

検査員にもよると思いますけどもね。

カプラーオフセットについても ゆるい人だと訂正印で通してくれるのかな。

車台番号をクリアしたのはラッキーでしたね。

パッと見は判別できないくらいでしたが パーツクリーナーを吹き付けるとなんとなく浮き上がってくるので それで通しました笑笑

 

まぁ これに限らずですが。

今回は私がやった方法ですので 参考にされるのはご自由にですがあくまでも自己責任でお願いします。

この構造変更に向けて10月くらいからいろいろ準備を進めてきました。

これがまた大変で。

こういうことは車が新しいうちにやるべきですね。

事業用の大型貨物ですから事前整備もやるべきですが それどころでなかったです。

その辺については次回。