初めての持ち家 新築時に考えること

スポンサーリンク
スポンサーリンク


私が今の家を建てて早5年ほどになりました。

もちろん初めての持ち家です。

実際に家を建ててみて

「あ〜 こうしとけばよかったな あぁしとけばよかったな・・・」

ってことが結構あったので これから家を建てる人に少しでもお役に立てればと思い書いてみます。

まず私が家を建てるに至った経緯ですが。

当時いた会社で これからの繁忙期に向けてメシ食いに行くぞ!ってことで  昼から社長に連れられて焼肉屋へ。

しばらくして奥さんから着信

「車ぶつけちゃったーーー!」

と半べそ。

諸事情により即駆けつけることはできなかったのですが その日は早めに仕事を終えて家に帰りました。

どうやら 家の前の駐車場にバックで入れるときに 消火栓とその看板を倒したらしいです。

お盆でディーラーもお休みなときでしたが 社長のツテで車の修理も手配して入庫&代車ゲット。

修理代は車も消火栓も保険で出るので 気にしたものではありません。

ただ あまりに奥さんが落ち込んでるので

「気分転換に家でも見に行くべ」と。

まずはそのときに住んでいた所のすぐ近くに出てた中古の家へ。

まぁ 悪くはないけどこれ買うか?って考えるとパス。

そこで前から気になっていたメーカーのショールームへ。

ブラブラと資料を見てるとスタッフから声を掛けられました。

「土地をお探しですか?よろしければパンフレットのご説明だけでも・・・」

と勧められるまま 説明を聞くことに。

そのメーカーというのは 十勝に本社があり注文もやってますが 私が気になっていたのは企画もののローコスト住宅。

間取りはもともと設計してあって 設備もパッケージになっているというものです。

設計がしてあるのと同じ設備を大量に仕入れることでコストを抑えているので 建物自体がチープということではないです。

これは実際に住んでみても感じる所ですね。

で 私の条件としては

・娘ちゃんの中学校の学区内

以上。

そのときはそれほど建てる気もなかったので 提示された区画の中から角地を選び 駅からの距離とかも何も考えず。

「では この土地で銀行の審査に掛けてみますね」と。

そのときの私は

「まぁ 審査に通るかどうかわからんし 審査に通ったら真剣に考えるか。」

程度の認識でした。

数日後

一行目は否認。

「あ〜 やっぱりね。」

当時の私はクレジットカードも持っていたのでブラックではなかったのですが 勤続年数諸々で蹴られたのでしょう。

普通の営業マンならそこで「残念でした」で終わるのかもしれませんが 今回出会った担当者は諦めません。

「時間節約で こちらとこちらを同時に申し込んでみましょう!」

と言われるまま申込書に記入。

すると・・・

なんということでしょう!

フラット35に通ってしまいました。

いいですか?

繁忙期前にこれから頑張るぞ!の食事会のときから始まった話ですよ!

これから忙しくなるときに 同時進行で家のプランを考えなきゃならなくなりました。

事件ですよ( ´Д`)y━・~~

そのほかにも 金融機関との面接やら契約やらなんやら・・・

何かと時間を取られます。

わざわざそんな忙しいときにやったからこその後悔がいろいろとあるんですね。

後悔1 土地選び

・大して考えもせず 提示された土地で申し込んでしまったので 最寄り駅まで徒歩20分 コンビニまで徒歩15分。

→今ならせめて駅徒歩10分圏内にしますね。

後悔2 窓

・2×4住宅なので壁の撤去はできませんが 壁や窓の追加はできるんですね。

住んでみると2階が風が通らなくて暑い

→後付けエアコンで対応

プランを詰める過程で2階にもエアコンがいるよなと思っていたので エコキュートの室外機のトラフを延長して2階のエアコンの室外機を置けるようにしておいたのと エアコン設置予定の壁に補強を入れといた&専用電源を通しておいたのは正解でした。

後悔3 外構

・元々歩道より低い土地だった

・それを合わせるために 基礎を埋めるのに掘った土で庭部分を埋めたので 完成の春先にはぐちゃぐちゃ。車も埋まりそう。

→信金にリフォームローン申し込み 承認。

外構専門会社に発注

今回建てたメーカーは外構を請け負っていないので 建物以外に関しては無頓着でした。

外構工事にあたり土で埋めたところを また掘って砂利を入れてアスファルト舗装したりしたので 最初から歩道と高さを合わせるのに土ではなく砂利を入れておけば二度手間にならなかったですね。

今思えば 家のプランと一緒に外構も考えておけば住宅ローンに組み込んで2重ローンにならなくて済んでいたと思います。

外構のプランを考えるときはとにかく安くしたかったので 物置設置と舗装は最小限であとは砂利で精一杯でした。

今からやるなら 舗装する前に雪国に必需品のカーポートかロードヒーティングを入れますね。

物置の位置も違ってると思います。

あと これはペットを飼っているorこれから飼おうと考えている方には特にですが

・コンセントは床から1mくらいの高さに設置する。

・予算が許すのなら 腰の高さで壁のクロスを変えるorおしゃれな板貼りにする。

うちはダイソンのコードレスの掃除機を使っていますが コード付きの掃除機を使うにもコンセントは高いところにあったほうが楽ですよね。

そして 猫や犬などを室内で飼うとあらゆるところをカジります。

また 引っ掻きます。

低いところにあるコンセントからテレビの裏などの見えないところに延長コードでタコ足にしていると 人間が出かけている間に粗相をしていることもあります。

防水ではないタコ足におしっこが掛かると 見事にショートして家に帰ったときにはブレーカーが落ちていて冷蔵庫も止まっていることでしょう。

以上が後悔してるところですが ちゃんと考えてよかったなってところもあります。

・グランドピアノを置くことを想定して 床の補強&壁の防音

・2階のエアコン設置を想定して室外機用トラフ延長&専用電源設置&壁補強

・キッチンは奥さんの欲しいオプション全部盛り
人工大理石のパネルとシンク 組み付け食器棚

・浄水器専用蛇口&電源

キッチンの蛇口もシャワー式の延びる蛇口なので 浄水器を付けるのはめんどくさい。

別に蛇口をつけたのは正解でした。

今考えれば 水が掛かる可能性のあるところに よくコンセントを設置してくれたもんです。

住んでみて不便なところはありますが 図面しかない状態で考えたにしてはまぁまぁうまくできたと思います。

まずはやってみないとわからないことばかりですし。

もし次に建てることがあれば 今回よりも望む家になりますね。

これから家を建てる人にとって 少しでも参考になれば幸いです。

不動産人生
スポンサーリンク
ふくろうの部屋