新潟14時立ち上がりで 気合いと根性で乗り切って 品川で終了。
本日の走行距離600キロ超。
拘束時間は15時間。
ビールが浸みますね。
元々の配車は新潟からまず守谷でおろしてひたちなかにバック。
切り替えて土浦配達。
埼玉の営業所に空車を切ってヘッドで品川移動。
な予定でしたが 日曜は関越は混むから磐越経由。
でも3連休最終日は常磐も混むと。
渋滞に突っ込んで守谷まで行くより まずは渋滞の影響が少ないであろう土浦からやっつけるべと 配車組み替え。
新潟から持ってきた守谷行きのシャーシーをひたちなかに置いて 土浦行きを繋ぎまずは土浦へ。
それをおろしてからひたちなかバック。
空車を離して守谷行きを繋いでおろしてきました。
土浦はバラで守谷はパレットなので バラを先に終わらせた方が気も楽ってもんです。
結果的には常磐の渋滞もそれほどでもなかったので 新潟から直接守谷に行ってもよかったカモですが。
タラレバの話はなしってことで。
単車だと積んだものはおろしてしまわないことには次に進めませんが 実車でも切り離してしまえば融通が効くのはトレーラーのいいところですね。
これ大事ですよ。
例えば積んでる単車が故障したり事故ったりして自走できなくなると代わりの車に積み換えるしかありません。
だけど 実車を引っ張ってるヘッドが自走できなくなっても代わりのヘッドが繋ぎ替えればそのまま走れます。
シャーシーが壊れれば積み換えなきゃなりませんが。
一言にトレーラーと言っても
単純に単車より多く運ぶためのもの。基本的に切り離さない。
・キャリアカー
・鋼材
・ウィングのフルトレーラー
など
繋ぎ替えること前提のもの
・北海道ー本州などフェリーを絡めた輸送
・労働時間等の関係で途中で切り替え
北海道でいえば 札幌ー道東間で日高あたりで札幌から道東向けのトレーラーと道東から札幌向けのトレーラーが待ち合わせてシャーシーを取り替えてそれぞれまた戻るということをやってます。
これで実車同士がすれ違うということがなくなるんですね。
札幌ー帯広で片道180キロくらいありますから 1台で往復すると360キロ走ることになりますが 中間地点で待ち合わせて折り返すとそれぞれが半分走れば済むと。
札幌で積んで帯広まで走っておろして 札幌行きを積むまで帯広で待機して(泊まって)積んで札幌まで走っておろして
だと1日おきにしか家に帰れませんが 途中で切り替えて札幌に戻れば おろして家に帰って次の荷物を積むまでは家で休めます。
大手だと泊まり勤務には手当を出さないとならないのも節約できるワケですね。
ただフェリー絡みもそうですが 積んだ人間とおろす人間が違うと おろしに行く人はどんな風に積んであるかわかりませんのでおろすときに困ったり 走り方によっては荷物事故に繋がったりします。
基本的に荷物事故は積んだ側の責任になりますから 積む方も気合いが入りますね。
で いざ何かが起きると
「積み方が悪い」
「おろす時に壊したんだべや」
と責任のなすり合いになります。
積んだ人は養生の具合とかわかりますから走るのも気を使いますが おろしに行く人はそんなことは考えずに道の悪い裏道をガツガツと走ったりしますからね。
なので積む時は細心の注意を払って積んで 港で切り離す時に写真を撮ったりもします。
そこまでしてもモメる時はモメます。
大手で運賃が安いとこだと荷物事故は元請け持ちだったりしますが うちは基本的にうちで受けたものは積むのもおろすのもうちでやるので いろいろとあるんですわ。
自分で積んで自分でおろす方がよっぽど楽だなぁと思うことも多々ありますが とりあえず積んで港に離してしまえばそれで終了ってのは それはそれで気楽だってりしますし 一長一短ですね。
北海道側と本州側で信頼関係ができていれば性善説でできるんですが・・・
私のように自分でヘッドを持って 地元から離れて稼いでやるぞ!って変態と
できれば毎日家帰りたいし〜
そこそこの働きで月に30万くらいあればいいかなぁ
めんどくさいことは勘弁ですぅ
って人間では意識の違いがありすぎますよね。
私から見れば
よくこんな積み方するよな
とか
どんな走り方してんだ?
とか
運転手といえど会社員で給料もらってるって立場だと 必要以上のことはしませんね。
ことなき主義のサラリーマンそのもの。
なんだかとりとめのない文章になってきましたが・・・
大雑把にまとめると
・一言で運転手と言っても単車とトレーラーは別物ですよ
・トレーラーの中でもまたいろいろありますよ
ってことですね。
実際に乗ってる人にはツボる話題でした。