2024.5.27
前回からか〜なり時間が空いてしまいました。
「乗ってる人間にしかわからないマニアックなことってなんだ?」
と改めて考えると 沼にハマってました。
まぁ その沼から抜けたワケでもないんですが。
とりあえず進んでみることにします。
単車にも 冷凍車 ウィング 平 フラット タンク キャリアなどなど様々あります。
同じようにトレーラーにも色々あります。
単車であればウィングに乗ればウィングの仕事しかできません。
しかし トレーラーであれば シャーシーを繋ぎ変えればなんでもできます。
タンクローリーに乗るには危険物の免状がいるとか クレーンで積み下ろしするなら玉掛けとか 対応した資格は要りますが 基本的になんでも引っ張れます。
この「基本的に」というのがまた厄介で。
中には特殊なシャーシーってのもあるんです。
よくみるのはキャリア。
あれはヘッドと繋がるピンから前に長く さらにそこから積んでる車のオーバーハングがはみ出てたりするので ヘッドも長くないと繋げません。
夜の高速道路を走ってると遭遇するヤマトのシャーシー然り。
ヘッドのキャビンとシャーシーの隙間が狭く また長いヘッドを使ってますね。
その仕事に特化して 効率よく運べるように作ったシャーシーは それ用のヘッドとセットでないと繋げません。
これはシャーシーの車検証に引っ張れるヘッドの型式が指定されてたりします。
あと ダンプ。
ダンプアップするには大体油圧で上げますが それをするにはヘッドにPTOがないと使えません。
タンクローリーにもポンプが付いてるのは油圧なので 同じです。
短いヘッドに油圧のタンクやPTOを付けるとなると スペアを下ろしたりなかなかな改造になるみたいです。
前にとある会社にいたときに そこにはすでにダンプシャーシーが1台あったのですが もう1台入れるから乗るか?と言われ それもアリかなぁと思いましたが そこはなかなかなブラックだったのでサクっと辞めました。
早く会社に戻ってきても 17時まで洗車したらダメとか意味がわかりません。
まぁ そんな話は置いといて。
この シャーシーのピンの位置とヘッドの長さ そして ヘッドのカプラーの位置。
大概はどうにかなるのですが 物理的にどうにもならないものがあるってことですね。
はい。
また新しいのが出てきました。
「カプラーの位置ってどれも一緒でないの?」
と思ったそこのあなた!
これが違うんですよ。
その位置によって「第五輪荷重」が変わります。
そもそもこの第五輪荷重ってなんぞや?ってことなんですが 第五輪というのはいわゆる「カプラー」のことです。
これについてあれこれ調べたこともあるのですが 「5番目のタイヤ」とか言われても 意味がわかりませんでした。
まぁわからなくても仕事はできますから。
カプラーに掛かる荷重だということだけわかってれば大丈夫です。
それが ヘッドに対してどこに付いているかで掛けられる荷重が変わります。
そして それは前に行くほど大きくなります。
基本的にダブルタイヤ両側4本(一軸)に掛けられる荷重は9t。
これはヘッドの後軸も一緒。
なので カプラーが後ろ側にあると後軸ばかりに荷重が掛かるので 五輪荷重も少なくなります。
カプラーを前に付けると前輪にも荷重が分散されるので 五輪荷重も大きく取れます。
私のヘッドは移動カプラーで カプラーの位置を前後に移動できます。車検証には
9,900~8,100kg(カプラーの位置が前〜後ろ)
となっています。
シャーシーのピンから前側が長くてカプラーを後ろに下げれば繋げるけど そういうシャーシーは第五輪荷重も大きいことが要求される(テコの原理。支点から距離が長いほど支点に掛かる荷重は大きくなる。)ので それだとヘッドの後軸重がオーバーしてしまうということになるんですね。
高速に乗るときに 料金所でキンコンキンコン鳴ります笑
う〜ん(-.-;)y-~~~
付いて来れてますか?
イチイチ写真とか図解を付けられたらわかりやすくなると思うんですが。
他人の車の写真は勝手に使えませんしね。
わからないところは適当にグーグル先生に聞いてくだされ。
付いて来れてるかどうかも考慮せず さらにマニアックに進めます笑笑