この前の気管支内視鏡でうまく生検が取れず ガンの疑いが晴れないってことで いつもの病院の紹介でPET専門の病院に検査に行ってきました。
まずPETとは
ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography)の略のようです。
癌細胞は他の臓器よりもブドウ糖をより多く消費する特性を利用し 放射線を発するFDGというほぼブドウ糖を注射で体内に入れ 1時間ほど体内に回したところで検査するというもの。
その検査をCTでやるのがPET-CTです。
今回はなぜか脳のMRIも一緒に受けることになっていました。
前日に知らない電話番号(通称シラ電)から着信。
寝ていたのでシカト。
起きてから番号を調べてみると 今日行く病院の番号だったので折り返し発信。
そこで初めてMRIもセットだということを知りました。
事前にその病院を調べると 駐車場は40台。
しかし 建物1F部分で屋内なんですね。
高さ制限2.1m。
ヘッドが入るワケがありません。
なので 営業所にヘッドを置いて電車で行くことに。
会社の連絡車で行くことも考えましたが 行ったことのないところに慣れない車で行くのも躊躇したので 大人しく電車&タクシーです。
駅に向かう途中に乗っていたタクシーが白バイにかじられるというレアな体験をしつつ 病院到着。
住宅街にあるのに 中庭の吹き抜けがあったり贅沢な造りです。
受付をして問診票に記入。
それから検査着にお着替え。
しばらくすると呼ばれて まずはMRI。
あらかじめ入れられた針から造影剤注入。
音楽の流れるヘッドホンを装着されますが MRIの音にはかないません。
それでも人生3回目のMRIですので 居眠りしてました。
滞りなくMRIは終了して FDG注入。
入れてあった針にチューブを装着するまでは看護師さんがやってくれますが FDGの注入は放射線技師の仕事です。
冷たいものが血管に入っていくのを感じてるうちに完了。
ここから1時間待機です。
個別に仕切られた待機スペースで相棒を観ながらまったりします。
造影剤にしてもFDGにしても 身体からすると異物ですので尿意が頻繁にきます。
なので 検査直前にもトイレへ。
そしていよいよCT室。
と言っても気管支鏡みたいに麻酔することもなく横になってるだけですからね。
MRIより全然静かですし。
なぜだか私は両手を頭の上に上げた体勢でCTの機械に入れられながら またしても居眠り。
今回は夢まで見てましたね。
20分ほどでCTも終了。
検査着から着替えて お会計して終了。
今回の検査で4万弱。
先月から 検査やら入院やら もう10万超かかってますね。
入院の分は生命保険からある程度補填できますが ただの検査はまるっきり手出しですからねぇ。
娘ちゃんにおカネのかかる我が家としてはなかなか大変ですが 根性で乗り切るしかありません。
FDGは放射線物質であり 身体に影響のない程度の被曝をします。
また 私から放射線が出てるようです。
10才未満の子供にはなるべく接しないでくださいって受診前の注意書きにありましたが 普通に解放されて電車乗ってタクシー乗って。
私は自分の検査のために被曝してますが 放射線を発してる人間が電車で隣にいると思うと少々恐いですね。
営業所に向かう頃は通勤ラッシュな時間帯でしたが もし隣に赤ちゃんを連れたお母さんがいたとしても 私も逃げようがありません。
FDGは24時間くらいかけて尿として排出されるようです。
なので 排出が済むまでは尿と共に放射線物質も排出してるようです。
まぁね ここはCTやMRIの専門医院ですので 病院の人たちはこんな放射線を発してる人間と日に何人も接していて大丈夫なのでしょうから 電車で隣り合わせたくらいでは影響ないのでしょうがね。
そんなこんなで 人生初のPET-CT受診でした。
CTだけなら営業所近くの個人医院にもありましたが PETとなるとできる施設は限られるようなので そこまで行くのも大変ですね。
その施設もあくまでもPETを撮るだけで診察は主治医なので 結果が主治医に送られるのを待って 改めて結果を聞きにいつもの病院に行かないとなりません。
今日の検査の結果は21日に聞きに行くことになってます。
さて どんな結果が出ることやら。
前にも書きましたが もしガンならこんなに通常生活は送れてないでしょうし
「ガンではないみたいですねぇ」
ってことになりそうですけどね。
結局は 腹腔鏡で病巣を取ってきて〜のってことになりそうですね。
それをやるとしたら 11月の下旬。
車検で帰ったとき。
ってことは その結果を聞けるのは 年末に病院がやってるうちに早めに帰ってってことになりそうですね。
7月から出始めた咳ですが 結局なんなんでしょう?
このシリーズ まだ続きそうです。